所有者、J-Heritageとともに取り組んできた旧摩耶観光ホテル(通称:マヤカン)での活動が、日経アーキテクチャー2021年5月27日号に掲載されました。
「廃墟の女王」として親しまれているマヤカンが、国登録有形文化財として文化審議会から文部科学大臣に答申されたこと、マヤカンの歴史的な背景やデザインの特徴、そして設計者である今北乙吉について詳しく紹介されています。
またクラウドファンディングにより支援者からの資金の援助を頂いたことで、登録文化財申請に必要な資料の作成や防犯カメラの設置、屋根の防水改修工事に繋がったことなど、これまでの保全活動についても触れられています。
まだまだ課題の多くあるマヤカンですが、市民や専門家、そしてマヤカンの支援者の方々から広く意見を取り入れつつ、今後も保全活用に尽力していきたいと考えております。
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