公開セミナーシリーズ『神戸の里山暮らしを 考える』セミナー・第1回目『「神戸の農村の今」~農村を取り巻く状況を知る~』を開催しました!

11月16日まちラボにて、一般財団法人 神戸農政公社 里山農村地域振興本部 振興部長 川崎敬之さんをゲスト講師に迎え、公開シリーズ『神戸の里山暮らしを 考える』セミナーの第1回目『「神戸の農村の今」~農村を取り巻く状況を知る~』をテーマに開催されました。

今回は現地会場だけではなくオンライン参加も可能にすることで、建築関係者以外からもたくさんの方々に御参加頂きました。御多忙な中での御参加に心より感謝申し上げます。

川崎さんからは農業従事者人口の推移、耕作放棄地、獣害の現況、神戸の特産物や販路、また農村の空家の状況、支援制度の施策など多角的な視点から、神戸の農村を取り巻く状況を分かりやすく御紹介いただきました。

その後の討論では神戸の農業や農産物、新規就農、移住・定住などの諸課題について活発な議論が行われ、これからの神戸の里山・農村を考える良い契機になりました。

神戸の里山農村は大都市近郊にあり近郊農業が盛んな地域でありながらも、少子高齢化による過疎や農村コミュニティの維持、耕作地の保全等に問題は山積しているようです。

そのような状況の中、当法人では2017年より農村の空家対策・移住定住を促進する支援事業として、神戸市および神戸農政公社さんと共に空家バンクの対象案件について法制度面での支援をしておりますが、官民が協力して、この状況を改善しながら、より良い神戸の里山農村の実現に向けて活動していかなければならないことを改めて感じさせられました!

さて公開セミナー第2回目は「神戸の里山暮らしの魅力と実現課題」をテーマに開催する予定です。日時等が決まりましたら、御案内させて頂きますので、多くの皆さまに御参加頂けることを期待しております!

NPO法人ひょうごヘリテージ機構H²O神戸

歴史文化遺産の発掘・保存・活用に関する活動を行う 特定非営利活動法人(NPO法人)ひょうごヘリテージ機構H2O神戸 (エイチ・ツー・オー・コウベ)です。 文化財建造物、近代建築、茅葺民家、など伝統的建築物の保全、管理、活用などを支援し、建築物にとどまらず、地域、コミュニティ、風景の維持、活用を提案させて頂きます。

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